JARL NEWS 2017年秋号 VOL.1036

JARL NEWS 2017年秋号 VOL.1036

一般社団法人日本アマチュア無線連盟より JARL NEWS 2017年秋号 VOL.1036 が届いていた。表紙をめくるとやっと出荷された IC-7610 の広告が載っている。さらにめくると JARL 会員局名録 2018〜2019年版の広告と予約用振替用紙がある。P.8 には JARL 会長による「WAKAMONO(22歳未満)アマチュア無線イベント」の紹介、そしてP.23にイベントの詳細が載っている。こういった青少年向けの活動も重要だが、個人的には小中高大の各学校へのアプローチを進めることがいいと思うのだが…。平成28年度決算を見る限り理事や社員のみなさんには頑張って欲しい。P.58からは今年は支払限度額が2億円から5億円にアップされたアンテナ第三者賠償責任保険の案内と払込取扱票が付いていた。そのうち申し込まないと。カラーの特集はゼロから始めるモールス通信でCQ誌に載ってる情報のサマリといった感じだった。

ハムフェア2017

ハムフェア

アマチュア無線フェスティバルハムフェア2017に行ってきた。今年はチケット売場のオペレーションは改善されすんなり入場することができた。まずはQSLカード転送をお願いしてメーカーブースをひと回り。ICOM で新たに IC-9700 が参考出品されていた。VU固定機はマーケット的に見ると日本の都市部くらいしか売れないような気がするので発売されるのか注視しよう。会場をぐるっと一回りした後、お世話になっている OM のブースでしばし談笑。ちょっとした買物をした後、お世話になっている OM のいるブースに行って挨拶し、会場を後にした。

アンテナ調整

RD-V の VSWR が高めになっているので少し調整をしてみた。RD-V はU字エレメントを前後に動かすことで VSWR を調整することができる。40m はU字エレメントを最長に伸ばしても 7,020kHz あたりが一番低い VSWR で CW で使うには少し都合が悪い状態で今迄使ってきた。そこで 100均のアルミ自在ワイヤーを長めに切って挿し込んでみて調整した。純正より数cm長く切断して挿してみたところ 7,010kHz の VSWR が一番低くなり一発で調整完了となった。しばらく様子をみてみることにする。

JARL NEWS 2017年夏号 VOL.1035

JARL NEWS 2017年夏号 VOL.1035

一般社団法人日本アマチュア無線連盟より JARL NEWS 2017年夏号 VOL.1035 が届いていた。表紙をめくると IC-7610 の広告があるが5月下旬に発売する予定がネットで見受ける情報によると7月に延期のようだ。個人的には DIGI-SEL が実装されているので受信まわりがかなり期待ができると思う。特集は「無線機作りの技術最前線」「SDR(ソフトウェア無線)の採用でアマチュア無線機作りはどのように変わってって変わっていくのか」であった。SDRの受信機、送信機そしてデジタル信号処理についての解説はわかりやすい。最後に「USBチューナとダウンロードしたソフトウェアで使うSDRを使うだけでは、すぐ飽きてしまいます」とあるが、まさにすぐ飽きてしまった自分のことだと思った。さてさて今回は JARL NEWS の冊子の他に新キャンペーン&会員証リニューアルのチラシが同梱されていた。新しい会員証は「コールサイン ID カード」として使えるデザインになるとのこと。次回更新時は新しい会員証がもらえそうだ。

バッテリー寿命

バッテリー寿命

長年使ってきたバッテリーに寿命がきた。規定時間充電しても電圧が12Vに上がらず6V〜7V付近が上限。時間を置いて何度か繰り返してみたが何度やっても結果は同じで電圧が戻らない。とうとうダメなようだ。GS PORTALAC PXL12072 12V 7.2Ah 長もちしてなかなかいいバッテリーだった。いま秋月で 5,700円で売っているが、ほぼ同じスペックの LONG WP7.2-12 は 1,600円。この価格差は大きい。次に購入するのは安い LONG にしてみよう。

WinKeyer ブレッドボード動作確認

WinKeyer3 keyer

先日 WinKeyer3 keyer IC が届いていたが、やっと WinKeyer USB の WinKeyer2 の IC と入れ替えた。MacWinkeyer.app で確認したところ問題なく WinKeyer3 で認識し設定も完了。ということで、外した Winkeyer2 チップでもう一つキーヤを作ってみることにした。WinKeyer2 チップを小型100円ブレッドボードに挿し、秋月で売っている超小型USBシリアル変換モジュール[AE-FT234X]とブザーを付けて配線したところ MacWinkeyer や SkookumLogger で問題なく動作することを確認できた。ところで WinKeyer は FT232 を接続する際に CBUS Signal の SLEEP# を利用している。通常の FT232RL USBシリアル変換モジュールでは CBUS ピンがいくつか出ているが、この AE-FT234X は超小型ということでピンはパッと見 +5V, GND, TXD, RXD の4つしか出ていなくて CBUS が見当たらないので使えないかなと思う。ところが AE-FT234X は裏面にコッソリと CBUS0(CB0) ピンが出ていてこれを利用することができる。しかし秋月のキット AE-FT234X に付属しているピンヘッダは当然穴のある4ピン分しかないので CB0 をピンヘッダに出すことができない。そこで手元のパーツボックスにあるピンヘッダから5ピン分を切り出して AE-FT234X にハンダ付けし裏面にある CB0 を残りのピンヘッダにハンダ付けすることで利用できる。そしてピンヘッダをブレッドボードに挿せばよいのだ。この秋月の超小型USBシリアル変換モジュール[AE-FT234X]は小さいのでかなり重宝しているが、 USB バスパワーが最大 100mA なのを気にしなければならない。そして WinKeyer2 チップからもう一つ買ってある WinKeyer3 のチップに入れ替えて動作確認したところこちらも問題なく動作した。

Winkeyer3 Keyer IC

Winkeyer3 Keyer IC

K1EL にオーダした Winkeyer3 Keyer IC が US から到着した。費用は、$9.75 x 2 = $19.50、shipping が $5.25 で合計 $25.75 USD だった。日本円で 2,957JPY 、円安なのでしかたがない。今回は数年前に購入した WinKeyer USB id:macdeham:20120105:1325774718 の PIC を WinKeyer3 に更新するためだ。2個購入したのでもう一個は自前の Keyer を作ろうと思う。

アイコムアマチュア無線フェスティバルin秋葉原

アイコムアマチュア無線フェスティバル

アイコムアマチュア無線フェスティバルin秋葉原に行ってきた。お目あては IC-7610 の説明と視聴。12月のプレ説明会から三ヶ月、どの程度開発内容に進捗があったのかの確認が今日のポイント。12月の説明との差分は次のとおり。RMDRのプレスリリース値は105dBだが現在は110dBにアップしている、さらに性能アップに取り組んでいるとのこと。デジセルの効果の動画デモ、フロアノイズが10dBカットされていた。流行りのJT65もPCを二台接続すると別々のバンドで運用できるが送信時は切り替えが必要。同調操作はダイヤル、USB接続マウス、タッチの三種類。サーバ機能を内蔵したのでPC不要でリモート運用可能。CTESTWINの設定方法。まだ発売までにソフトウェアの開発を進めるそうだ。説明会の後は隣りの部屋で実施を操作した。気になったのは UX がいまひとつ。特にイマイチなのがマルチダイヤルをプッシュして表示されるメニューをタッチしても機能が切り替わらないことだ。説明員に聞いたところ機能表示の左隅をタッチして欲しいとのこと。これは押しづらい。あとはデジセルの状態表示と機能の切り替えをわかりやすいようにともお願いしておいた。

IC-7610展示&プレ説明会

IC-7610

IC-7610展示&プレ説明会に行ってきた。お目あてはIC-7610プレ説明会だ。アイコムのビルに到着し説明会場に着くとタイミング良く始まった。動画や静止画撮影は禁止とのことだ。IC-7610にはデジセルをメインとサブに標準で導入してコストアップになっているとのこと。BPF とデジセルの AND によりシャープな特性になるそうだ。説明では測定した結果の表には設計目標という言葉が何度も出てきて、まだまだ発売に向けてチューニングしていくようだ。後半は IC-7300 の OVF について FLEX-6XXX と比較した動画を提示して、FLEX はオーバーフローになると AF が音割れし聴こえなくなるが、IC-7300 は本当にオーバーフローになる手前で OVF が点灯しているだけだ、とのことである。どっちもオーバーフローすると AF が聴こえなくなるのは同じである。動画では、FLEX は プリアンプ ON、IC-7300 はプリアンプ OFF で比較していたので同一条件での比較になっているのか明確に判断できなかった。最後の質問コーナーでは、DVI はミラーのみ、HDMI にしたかったがライセンスが必要なので断念した、ファンは通常ファンで静音ではない、IQ出力は検討中、ADC は IC-7300 と違うか同じか、ADC が 14bit かそれ以上かは内緒、価格はIC-7300 以上、IC-7851 以下とのこと、発売は初夏などの話が出た。ショールームに移動し受付でお菓子をいただきぐるっと一回り。真中に展示してある IC-7610 を触ってみたがソフトウェアは結構できあがってきている感じで、IC-7300 と共通の部分も多くあるように見えた。初夏と言っていたがおそらくハムフェアのタイミングで発売かもしれない。楽しみだ。