外部スピーカ製作

Fostex FE87E

FT-817 と IC-7400 用に外部スピーカを製作した。普段は百均の 5cm のユニットとプラケースでできたスピーカで聴いているが、少しはよい音で CW を聴きたいと思ったのと、IC-7400 の純正スピーカユニットを購入するより自作なら同じくらいの費用で FT-817 用もあせて作れると思い製作に踏み切った。スピーカユニットは Fostex の FE87E で防磁の 8cm フルレンジを選択、エンクロージャーは 8cm に対応した密閉型だ。当初は 10cm の FE107E を予定していたが、エンクロージャーと合せるとちょっと値段が張り ICOM 純正外部スピーカーを買えるくらいの値段になってしまうのでワンサイズ小さくしてみた。FT-817 でも IC-7400 でも CW で 400Hz〜1kHz くらいの範囲が聴きやすければいいので 2cm の差は全々大丈夫だ。またエンクロージャのサイズも FT-817 の上に置くとサイズがピッタリでとてもよい。よく考えてみれば普段はヘッドフォンで聴いているので、スピーカーにこんなにお金を掛けなくてもいいかなとは思ったが、やはりスピーカーでもいい音のほうがいい。また Fostex の FE シリーズは新型が出るので値段がお手ごろになっているのも後押しした。ただし防磁型の新型は無いようなので今後も物は変らないようだ。さて、製作はとても簡単でユニットにケーブルをハンダづけしてユニット内を通してターミナルにハンダづけ、最後はユニットとターミナルをネジ止め。これを2つ作って完成。まずは 7MHz で CW を聴いてみたが、さすがに内蔵スピーカーや百均スピーカーとは雲泥の差だ。普段 CW ピッチを 500Hz で聴いているが、まろやかなとてもいい感じで聴くことができる。早速、FT-817エージングを開始。さすがに CW やノイズだけではエージングにはよくないので、帯域の広い FM を流してエージングを開始した。一ヶ月くらいしたらさらにいい音になってくれることに期待。