Elecraft K1 製作 8 / RF Board, Part I その1

Elecraft K1

Elecraft K1 の RF Board, Part I の製作をした。いわゆる K1 のメインボードで沢山のパーツを付ける。最初にパネル取り付け用のパーツから始まり、ピン、抵抗、コンデンサと怒涛のごとくハンダづけしていく。ここで注意だ。K1 に KNB1 を付ける予定がある場合、中央右のコンデンサ C22 を取り除く作業があるので、後で取り除きやすいように足を長めにして頭一つ出るくらいにしておくのが良い。抵抗はカラーコード、コンデンサは刻印で値の判別ができるが、ダイオードは刻印が読めるものもあれば、読めないものもあり大きさ、色、素材で違いを見分ける必要があった。1N4148 は以前に使ったことがあり手元にもあるので、ガラスで、オレンジ色で小さい形状はすぐに判別できる。1N5711 はガラスで青色、紙テープが付いていた。SB530 大きくて足がかなり太いので曲げるのはラジペンでうまく曲げないと PCB の穴に合わなかった。Q4 はトランジスタと似ているが、違いは本体がトランジスタより薄くて平面ではなく丸い側に型番が刻印してあるので取り付け時には、刻印の無い平面を正面にして付ける必要があった。怒涛のごとくパーツのはんだづけが終ったら、ルーペで丹念にハンダの盛り具合をチェックし、チェック工程でポイントの抵抗値の表を見ながら DMM で抵抗値をチェックする。問題なし。電解コンデンサは足が長い方が + 、PCBには + マークがあるので入れる方向に注意する。レギュレータを付け、裏面の RFC8 部分をジャンパでショートする。Visual Inspection は、はんだの状況をルーペで隅々までチェックする。スモークテストを実施。安定化電源から DC を入れてもいいのだが、最初の通電なのでパーツにストレスになるといけないと思い、エネループを10本で 12.9V を作ってスモークテストした。臭くなったり煙りが出たりもなくクリアできたようだ。DMM でチェックポイントの電圧を測定しチェック OK だった。ひとまず安心だ。