Elecraft KX1 到着 / マニュアル訂正 / パーツチェック

Elecraft KX1

Elecraft KX1 が到着した。Elecraft にオーダしてから代行業者経由で 9 日目に届いた。K1 の時と同じ期間で届いたことになる。届いた箱は K1 の時と比べて縦横のサイズが一回り大きいが高さが半分以下であった、箱を見るといつもの Elecraft の無地のダンボールではなく、側面に矢印のある amazon.com と印刷されている箱で送られてきた。アマゾンからじゃないよねエレクラフトからだよねと思いながら amazon.com の箱を開けると、中には K1 の時と同じサイズの白い箱が 1 つ入っていた。その白箱を取り出すと側面に K1 の白箱と同じようにKX1 と印刷のあるシールが貼られシリアル番号が刻印されていた。シリアル番号は 2000 番台中程。発売から 7 年以上経っているのでそれなりに売れているようだ。K1 の時は 2000 番台後半だったので同じくらいの販売ペースのようだ。しかし、K1 と KX1 に比べ K3 のシリアル番号は 4000 番台中程だったので、後発である K3 は短期間でかなり売れていることがうかがえる。
白箱を開けると中には Elecraft 独特の横長マニュアル、KX1, KXB3080, KXAT1, KXPD1 のパーツの入ったピンクのビニール袋、紙に包まれた KX1 のケース、そしてパーツ類を包んだエアパッキンの下にはサンドペーパーが入っていた。早速準備を開始。まずはマニュアルの修正だ。KX1 のマニュアルのリビジョンは RevE で KX1 本体には Errata は無く、KXB3080, KXAT1, KXPD1 に Errata がある。物が小さいのでマニュアルの頁数も少なく訂正項目も少ないのですぐにマニュアルの訂正が完了した。
続けてパーツチェックを行った。この作業は骨が折れるが製作にあたり重要な工程であることは間違いない。KX1 は K1 に比べるとパーツ点数が少ないので K1 の時よりは時間はかからないが、マニュアルを見ながら一点一点入念にチェックする必要がある。特にコンデンサは刻印されている文字が小さいのでルーペを使ってチェックを行う。KX1 のパーツも K1 の時と同様に医療用紙テープに抵抗やコンデンサの足を貼り付けてラダー状にしておく。そして紙テーブにはそれぞれのパーツ番号を記入しておく。パーツの整理はいろいろな方法があると思うが、幾日かかけて製作する予定であり毎回小分けしたビニール袋に戻して箱に片づけるのでパーツがバラバラにならない紙テープ方法が適している。KX1 本体のチェックが終ると KXB3080, KXAT1, KXPD1 だ。これらはパーツの数が少ないので紙テープで止めたりパーツ番号を記入する必要もないことから、オリジナルのピンクのビニール袋に戻しておくだけにした。全ての品物のパーツをチェックしたが K1 の時のような欠品はなく全てそろっていた。ひとまず安心してパーツチェック作業を終えた。