Elecraft KX1 製作 / Alignment and Test - Part I

Elecraft KX1

Elecraft KX1 の Part I のテストをした。まずは ROM をソケットに挿し込む。これが結構やっかいな作業となった。IC の足を垂直にしてソケットに挿しやすくしたのだが、穴が固くてソケットに挿さらない。挿し直しすこと十数回、なんとかソケットの奥まで挿すことができた。IC の足を曲げてはいけないと慎重に作業したのでかなり時間を要した。次に二つのスライドスイッチを OFF にしてから、FT-817 や K1 用に使っている電池ソケットにエネループを10本入れて KX1 に接続する。まずランプスイッチ S1 を ON すると LED が点灯した。問題ない。次に電源スイッチ S2 を ON すると E10 と表示された。ちょっと安心。プッシュボタンを押して表示がクリアされることを確認できた。次にマニュアルの指示に従い IC のピン、ダイオードの電圧を測定する。測定値は、U1=5.06V, U3=5.96V, D2a=13.33V, D2c=13.05V となり値に問題ないことを確認。続けて電圧を測定しようとしたが、手持ちの安物デジタルテスタにはマニュアルで指定されている AC 200-300mV あたりのレンジが無い。ここまでのチェックが OK なので、たぶん大丈夫だろうという推測でこの項目はスキップ。次にプッシュボタンでタップとホールドの練習だがこれは K1 や K3 で慣れているので問題無し。最後にプッシュボタンとエンコーダで表示方法の確認で、7MHz と 14MHz の切り替えと 10Hz と 100Hz の表示は問題無し。ここまで全てのテストの結果に問題がなかったので大丈夫と判断できる。Part I の表示制御部がひとまず完了だ。