JARL NEWS 春号 VOL.1022

JARL NEWS

一般社団法人日本アマチュア無線連盟の機関紙である JARL NEWS 2014年春号 VOL.1022 が届いていた。今号から表紙が新しくなり、やさしいタッチのほのぼのとした絵になった。今迄のどちらかと云えばパーツを使った技術寄りな写真より、今回の絵は好感が持ててよくなったと思う。でも、この絵のように隣近所にハムが集っていたら運用に支障があっていただけないな。さて今号の一番気になったのは、3月21日にJARL会長が総務省総合通信基盤局長に提出した「アマチュアバンドプランの改正案について」の内容だ。その中を見ると身近な 80m と 40m でそれぞれ CW と狭帯域データが 3,535MHz、7,045MHz まで広げられ、また各バンドで外国のアマチュア局とのデータ通信に限り範囲が広げられるという案だ。この案が通れば CW やデータ通信には朗報となるだろう。特に JT65A を 40m で運用する場合、7,076MHz で通信したいが現時点では違反で信号は見えているのに応答できない、残念、ということが無くなる。いいことだ。まずはこの案が変更や縮小されることなく、この案のまま採用されることを願うばかりだ。