JARL東京都支部大会

JARL東京都支部大会

一般社団法人日本アマチュア無線連盟平成26年東京都支部大会に参加した。受付でコールサイン、名前、住所、二次会の出欠を記入すると、今回も総務省のクリアフォルダに入った大会の冊子、ウルトラマンの不法電波シャットアウトのパンフレット、そしてJARLバンドプラン、総通のボールペン、ICOMのシャーペンをいただいた。抽選券に記入しその場でボックスに投入。JARDもバンドプランの下敷きを配っていたのでいただいた。さて支部大会の来賓はJARL会長、副会長、関東地方本部長。今年の司会はホームページ編集委員長、昨年のYLよりはうまく進めていて良かった。JARL会長の話は会員増強が主な内容だったが、唯一興味を引かれたのは包括指定の話だ。包括免許ではなく包括指定について総通が検討しているとのこと。会長が話したのは総通が検討している内容ではなく会長が想像している内容で、従免(局免?)の範囲内であれば(工事設計を省略して)運用できるのでは、(自分の従免の範囲であれば)他人の設備で運用できる、例えば友人のハンディ機を貸りて運用できるようになる、ということを会長は想像しているとのこと。実際、総通がどのような包括指定を検討しているのか知る由もないが、おそらく前提として局免許は必要だと思うので、USのような包括免許とは違う内容だろう。個人的にはQRPの自作機などを保証認定無しで使えるようになるといいと思うが、おそらく無理だろう。何にしろ、包括指定が実現することを楽みにしていよう。その後、事業報告や決算報告は淡々と進んだが資料の集計ミスが多くあり過ぎで配布資料としてどうかと思った。今年は冗長な感謝状の贈呈は無く、東京コンテストの都内の部の入賞局の表彰だったのでスムーズに進んだ。今回の講演は JAXA の宇宙飛行士健康管路グループの方が宇宙日本食について話をしてくれた。数年前の 8J1AXA の運用報告があった後、宇宙の説明から宇宙での食事、そして若田さんのISS内でのビデオ上映となかなかおもしろく興味を引かれる内容だった。支部大会は予定時間を40分もオーバ、最後にお楽しみ抽選会が行なわれささやかな景品をいただいた後、残っていた自己融着テーブをもらい、雨が強く降る秋葉の街に出た。