NiCT

NiCT

NiCT 情報通信研究機構が一般公開されていたので見学してきた。NiCT はいくつかの研究棟に分れていてそれぞれの研究棟で特色のある展示をしていた。時間が気になるわたしとしては原子時計の展示の所では思わず研究員に色々聞いてしまった。立体映像のコナーではちょっと目が疲れてしまった。さて肝心のアマチュア無線のコーナーなのだが、子供達が電鍵を叩いて CW をやっていた。わたしも子供に混ざってキーを叩こうかと思ったのだが、縦振れを叩けるわけもなく遠くから眺めているだけであった。その前ではクラブ局が FT-897 を展示しており、QSL カードと施設一般公開ご来場記念の QSL カードを頂いてきた。担当の方によく出ているのですかと伺ってみたところ、こんな時だけですと笑って答えてくれた。やはり普段の研究が忙しくて QSO するヒマなどないのであろう。いくつかの研究展示を見た後、研究棟の中を見渡してみたのだが、アマチュア無線用のアンテナを発見することができなかったし、研究棟横にある 40m くらいの高さの大きなタワーがあったが、ここにもアマチュア無線のアンテナは発見できなかった。展示の中に関東総通もあり、そこでは不法電波の取締りシールを渡された。
関東総通の部屋では、子供達がはんだごてを握って電波チェッカーを製作していた。そこの横には特小がペアで置いてあったので PTT を押したところ、子供達のいるところにある電波チェッカーがピーピー鳴ってしまい、あわてて PTT を離してそそくさとその場を離れた。いや恥かしかった。そういえば一番奥の研究棟の急な階段の上から、敷地の塀沿いの向こう側の倉庫のような床に色々な彫刻があった。帰りに NiCT の隣の建物をチェックしたところそこは東京学芸大学であった。なるほどである。