JARL NEWS 冬号 VOL.1001

JARL NEWS

社団法人日本アマチュア無線連盟から JARL NEWS 冬号 VOL.1001 が届いていた。 目次には特集『拡大間近!今年はグーンと 7MHz 帯が熱くなる!今年こそ 7MHz 帯にチャレンジしよう』とあるが、表紙と本編の見出しは『今年は 7MHz 帯がグーンと熱くなる』となっていた。7MHz の歴史が紹介されており一時は 7150kHz まで拡大されていた時期があったとは知らなかった。また 1971年1月18日には、アマチュアの電波を一斉に停波し、侵入電波の調査を実施したとあり、時間が来るとピタリとアマチュア無線の電波が止まり、まったく交信が聞こえなくなったとのこと。いい話だ。ところで総務省が意見募集をおこなった 7MHz 帯拡大後のバンドプランが載っているのだが、CW が今迄とおり 7030kHz までになっていて、かつ 7025kHz からも今迄とおり狭帯域デジタルと重なっている。CW を 7050 くらいまで広げて欲しかった。しかし、FT-817 を広げた時に思ったのだが、現在使っている短縮アンテナだと帯域が狭いので、7030kHz より離れると SWR が高くなってしまう。そういう意味では現在のままでよかったのかもしれない。悩ましいところだ。今号の JARL NEWS には『QSL カードの転送 その仕組みと、転送取扱規程』の記事で QSL ビューローの紹介があり、写真で QSL カードの保管のようす、QSL カードの仕分けのようす、QSL カードの会員確認のようすが載っていた。保管のようすの写真から推測すると、かなりストックされている QSL カードがあり転送処理が遅延している感じが見てとれる。また会員確認を手動で行っているようだが、この作業工程を自動にすることができればさらに転送処理が早くなるのではないだろうか。限られた予算だとは思うがその範囲内で作業改善をおこなって欲しいものだ。