FT-817 ハングアップ

Mac から CW コントロールするためのソフトウェアと USB シリアル変換モジュールに回路を追加してひとまず動作したのだが、その追加回路を付加した状態で RigCon を使用すると FT-817 がハングアップする。具体的には、普通にステータスを取得して周波数を表示したり、モードを変更したりの通常の操作については問題ないのだが、バンド切り替えを行うと FT-817 がハングアップするのだ。RigCon の問題かと思いソフトウェアのシリアル制御のプログラムを見直してみたのだが、プログラムには問題はなく原因がつかめなかった。そこで唯一の違いである追加回路も見直したが、ひじょうに簡単な回路なので全く問題はない。何度か回路の見直し、プログラムの見直しを行ったが原因がつかめない。何気に USB シリアル変換モジュールをながめていたら、VIO の出力のジャンパピンを 3.3V から VCC に変更したことを思い出し、ジャンパピンを 3.3V に戻し、RigCon から制御してみたところ、問題なく動作するようになった。原因は、VCCIO に VCC を供給したことだったようだ。FT232RL の VCCIO→VIO は、3.3V でないと FT-817 が正常に動作せずにハングアップすることがあるようだ。このため CW インターフェースの追加回路の VCC は、ジャンパピンで接続した VIO から供給するのではなく、USB から供給されている VCC を直接供給する必要があるようだ。ひとまず原因がわかってよかった。安心。