JARL NEWS 冬号 VOL.1005

JARL NEWS

社団法人日本アマチュア無線連盟から JARL NEWS 冬号 VOL.1005 が年末に届いていた。特集は 2010 年は ARDF 競技にも挑戦しよう!だ。しかし、今季号は特集記事より気になる記事が天こ盛りだ。まずは選挙公示。今年5月で任期満了になるため選挙が行われるようだ。この人を、という人もいないのでどうしようか、困ったものだ。今年の通常総会は名古屋で開かれるようだ。日曜に開催とはいえ出席は難しいだろう。次に早くもハムフェア2010の概要が載っていた。可能なら今年も行きたいが、ここのところ8月は仕事が忙がしく直前になるまでわからない。アワードは東京都23区がJCCカウント対象になりJCC-800と、政令指定都市全区対象のWAKUのアワードが新設されるそうだ。その詳細についてアワード委員会からのお知らせが載っている。その中で気になったのがアワード申請の運用場所と移動範囲の制限を撤廃する方向で検討しているそうな。なんだが達成感が無くなります。やはり設置場所か常置場所でしょうね。そのへんは申請者自身の考え方によるのでしょう。コンテスト委員会からは 7MHz 帯のコンテスト周波数の改定について載っていて、決った改定結果については従うとして、意見募集の結果についてが気になった。たった56名から58件の意見しかなかったのだ。なんだか少ない。募集期間中に行われたFD等に合せてもっと告知するなどを行えばもっと数を集められたのではないだろうか。JARLからのメールニュースから投稿しようという人は少ないと思う。このページで一番気になったのは、電信バンド幅の 30kHz の拡張についてバンドプラン改正の検討をしてゆくとあることだ。CW 区分は狭いので拡張を期待したいものだ。もちろんデジタルも合せて。青少年育成の取り組みについては自分で進んでできることではないので毎度毎度頭が下る思いだ。さて今季号の目玉は、冊子中央を占める黄色のページだ。JARLの法人改革案が固まる、とあり、公益法人にしようと思ったけど、よくよく調べたらダメだったので一般社団法人にすることになったのでみなさんよろしくね、という内容だ。細かな字で定款変更案、規則改正案、選挙規程改正案、臨時社員選挙実施要領案が載っているのでヒマな時にでも目を通す必要があるだろう。そして古くから会員の方には衝撃的な記事、会費を前納されている皆様の今後のお取り扱いについて、だ。JARLの会員のうち会費前納者の割合は約33%とのこと。これは普通に考えても連盟の運営継続は無理なのではと思う。終身会員と言われていただけに対象会員の方からは反発必至のような気もする。これって終身ではなく前納だったとは知らなかった。客観的に見ると、単なる前納会員とのことであれば、個々の前納の期間が過ぎたら普通に会費を払うようになるだけでいいのかな、と思うので反発は少ないのかも。いわゆる雑誌の定期購読や電波利用料の前納と同じようなものだろう。仕方ないことかもしれない。そしてJARLニュースの裏表紙には、YAESU FTDX5000MP の広告が載っていた。ICOM IC-7700 対抗機種のようだ。価格的に全く手が出ないのでどうでもいいか。