Elecraft K1 製作 7 / K1LCD Backlight Mod Kit for unbuilt K1s

Elecraft K1

Elecraft K1 の Front Panel Board と K1LCD Backlight Mod Kit for unbuilt K1s の製作をした。LCD バックライトキットは、K1 完成後に後から付ける場合のキットと、K1 製作時に付けるもと二種類があるが、今回は製作前なので for unbuilt K1s を選択。この unbuilt キットの内容は、LCD は無くバックライトとスペーサと抵抗だけが入っていて LCD は入っていない。ポイントとなる LCD のスペーサは、青い台紙の上に白いスポンジが貼り付けてあるものだ。LCD バックライトを付けない場合は、K1 の標準キット内に LCD の裏に黒くて厚いスポンジのスペーサがあるのだが、バックライトキットを付ける場合は、その黒のスポンジスペーサは使わずにバックライト用の青い台紙のスペーサを使う。まずスペーサの青い台紙を LCD 取り付け位置に配置し、パーツに当らないサイズになるように青い台紙をハサミで切る。次に青い台紙の上に貼ってある白いスポンジ部分を 3.2mm 分カッターで切り取る。丁度 LCD と同じサイズにする。青い台紙のハミ出る部分は切らずに残したほうがよいので、スポインジをはがしたノリの殘りは指先で軽くしごいて引っ張って取り除く。LCD に付ける抵抗と GND は、空中配線になるので、この時、青い台紙も一緒に切ってしまっても問題はない。バックライトは、紙テープで止めてある保護シートをはがすのだが、裏面のダイオードの KA 印のあるシートは残す。そして表面の薄いシートのみはがし、表面のその下にある透明シートははがさずに残しておく。またバックライトのピンは慎重に曲げないとパキッっと折れるのでゆっくりと曲げて水平にする。マニュアルではバックライトに抵抗を付けて通電して明るさをチェックして抵抗値を決めてから LCD を付けろとあるが、まだ K1 の組み立て前の工程なので明さはチェックはできない。K1 は移動運用で野外でも使う予定なので、ここは気にせず明かるくなる方の抵抗 200Ω を選択した。とりあえずルーペでハンダのチェックをして Visual Inspection OK とした。チェックポイントの抵抗値もほぼ表の通りとなった。次に PCB のフロントパネルへの取り付けだ。まず VFO を取り付けるが、VFO の形状がパーツによって Type 1、Type 2 と異るのでよく絵を見てピン位置を確認してはんだづけする。ワイヤは緑の被覆付きの単線を使用する。スイッチに黒いキャップを取り付ける。パネルに LCD 部分のクリアパネルを付けるが、ネジが丸くて小さいのでドライバを滑らせて、クリアパネルにキズを付けないようにしないといけない。VFO のシャフト部分をフロントパネルにグリグリと差し込んでネジ止めし、PCB もネジ止めする。最後に VFO、AF、RIT につまみを取り付ける。ネジは、K1 キットに入っている大きさの異なる六角レンチで止める。ひとまずここまで完了。姿になった。