Elecraft K1 製作 18 / KBT1

Elecraft K1

Elecraft K1 の KBT1 Internal Battery Adapter の製作をした。スイッチに取り付けるダイオードは足が太いのでラジオペンチで丁寧に曲げて端子間がショートしないようにハンダづけ。電池からの GND ラインは線同士を延長するようにしてハンダづけし収縮チューブを付ける。スイッチの下側にスペーサ用のスポンジを貼るがスポンジが少し厚く電池ソケットを入れてみるとキツキツだ。ゆるゆるよりはいいが電池をを入れる時にちょっと苦労する。電池からの電源ラインはマニュアルに指示があるように、KFL1-4 に影響ないようにサイドパネルに取り付くように取り回す。黒のマイナス線は RF Board のキー端子横の GND にはんだづけ、赤のプラス線は電源スイッチの下にはんだづけする。KBT1 のスピーカは K1 の標準スピーカより一回り小さい。スピーカの磁石部分にドーナツ上のスポンジを無理矢理はめ込むが、そのままだとキツキツだが白テープをはがすとすんなりはめ込める。このスポンジが KBT1 のアルミフレームの丸穴との部分でクッションになるようだ。天板に貼る網を 3cm x 3cm に切り取って両面テープで止めた。天板の取り付けは上面 Front Panel 側は差し込むようになっておりネジが不要、背面側は手で回せるほどの大き目のつまみのついたネジで天板を背面から止める。できたので電池ケースに eleloop を 8 本入れて電源 ON してみる。一通り操作してみたが問題なく動作した。天板を閉じた状態で K1 の筐体全体を見たところ、スイッチを中心に天板が少し山なりになっている。よく見ると KBT1 のアルミフレームのスイッチ側が 0.5mm 程度筐体内に沈まないため天板が少し浮いてしまうようだ。KBT1 のアルミフレームに切り込みがあり、K1 のサイドバネルにあるスタンド取り付け用ネジ穴の内側が少し出ておりその部分に KBT1 を引っ掛けるのだが、スイッチ側の切り込みの深さが少し足りないのが原因。対処としてはアルミフレームの切り込みをヤスリで削って少し深くすることになるが、割と厚みがあるのでヤスリで削るのはちょっと面倒だ。少しくらい天板が山なりでもいいかなと思い、この部分は放置することにした。ひとまず KBT1 による電源供給とスピーカは大丈夫そうだ。